海外事業のコミュニケーションや交渉で悩んでいませんか?

 

 

技術者の61.6%が 「グローバル化で外国人とトラブルを経験」 日経BP様の記事より

日経BP社によれば、「グローバル化の障壁」に関して、主に製造業のエンジニア(技術者)を対象に調査した結果、「日本人同士では言わなくても通じるようなことが外国人相手には通じなかった」といったトラブルを経験したと回答した方は61.6%に及びました。

コミュニケーションに悩む技術者は多く、国内と海外とで考え方や感覚の差を最も感じる点については、66.8%と多くの回答者が「製品の品質にまつわる考え方(感覚)の違い」を挙げました。

下記の状況や認識が明らかになりました。

  • 「日本人相手ではあり得ないようなコミュニケーション不足や、それによるトラブル発生を経験したか」を尋ねたところ、「ある」が61.6%だった (図1)
  • 「トラブルのもととなるコミュニケーション不足の原因のうち最大のもの」を聞いたところ、最も回答が多かったのは「習慣や文化、考え方(感覚)の違い」の56.4%で、「言葉の壁」(26.9%)の2倍以上だった (図2)
  • 「どの点において最も習慣や文化、考え方、感覚の違いを感じるか」との質問には「製品の品質にまつわる考え方(感覚)の違い」を挙げた回答者が66.8%に及び、2番目の「納期にまつわる考え方(感覚)の違い」(31.6%)に比べてもかなり多かった (図3)

 

特に、『製品の品質や納期にまつわる考え方の違いが大きい』との回答が多いことが注目されます。

解決は簡単では無いかもしれません。しかし、可能です。

 

 

 

先ほどの日経BP調査結果には以下のことが記載されていました。

  • 「コミュニケーション不足を解消するために何をしているか」については「自分の言い分や考え方をはっきり伝えるようにした」が49.9%、「相手の言い分や考え方を理解するように努めた」が48.0%と、努力をしているとの回答が多かった

さて、このような問題解決を目指しても、現実には相当な時間と労力を使わざるを得ないのが現実では無いでしょうか?
しかも効果のほどはよくわからない。

現実は、『毎夜繰り返される海外事業所、調達先、お客様との電話会議。』
その疲弊から解放される選択肢とは?

2012年2月、国際的なビジネス心理学コンサルタント会社であるOPPが、チャータード・インスティテュート・オブ・パーソネル・アンド・ディベロップメント(CIPD)と共同で実施した調査報告書によると、ヨーロッパとアメリカ大陸のさまざまな国で、従業員5,000人を対象に調査を行ったところ、従業員は週に3時間半もの時間を混乱状態の対立の対処に費やし、仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えていることがわかりました。

*また、英国Huthwaite Groupの調査によると、2007年から2008年にかけて、世界の上位2000社の純利益は30%以上減少しましたが、同期間に交渉に体系的なアプローチを採用した上位25%の企業は、平均43%近い純利益の増加を達成しました。最も成功した企業に共通するのは、交渉力を再構築したことにあります。』

『企業の収益効率を大きく左右するのは、実は業務の多くの時間を占める「コミュニケーションや交渉」の効率化ではないか。ここが上手くいかなければ社員は、不必要な仕事に忙殺されかねませんが、これらは「個人の経験と成長期待」に頼る他ないのが実情です。 ここにメスを入れることは、経営における一つの方向性ではないでしょうか。』

 

『SPEDi (スペディ) は技術者のための会社です』

「弊社の海外交渉・コミュニケーションサポートサービスを、技術的バックグラウンドを持って行う。
必要に応じ現場に入り、製造・品質に関わる技術者の方々と共に、海外企業や事業所との交渉を実施します。」

 

  • 技術的な強みを最大限に活かし、効果的にアピールするための交渉戦略が欲しい。
  • 技術的な質問や議論に対する迅速かつ適切な対応方法を知りたい。
  • 技術仕様書や提案書の作成を支援し、相手にとって分かりやすい資料を提供したい。
  • 専門的な技術用語や概念を正確に伝えるための翻訳・通訳サポートが必要。
  • 合意形成のための最適なアプローチを知りたい。
  • 新しい生産技術や設備の導入に関する交渉を成功させるための具体的な戦略が欲しい。
  • 技術的な詳細についての交渉において、相手の期待や要求を正確に理解し、適切に対応したい。
  • コストや納期に関する交渉を効率的に進めるためのサポートが必要。
  • プロジェクトのスケジュールに関する交渉を円滑に進めるためのサポートが欲しい。
  • 技術的な要求や変更に迅速に対応するための戦略やアプローチを知りたい。
  • プロジェクトのリスク管理や問題解決のための具体的なアドバイスが必要。

 

1. 言語の壁を越えて

日本企業と海外企業との間には言語の壁もありますが、それ以上に内容をいかに伝えるかの方法論の違いがあります。
我々SPEDiは、言語の壁を越えたスムーズなコミュニケーションの実現をお手伝いします。

2. 文化の違いを理解し、尊重する

異なる国や文化間では、ビジネスの慣習やコミュニケーションスタイルが異なることがあります。これにより誤解や意図しない衝突が生じる可能性があります。我々は、異文化間での理解を深め、ビジネスの文化や慣習についてのアドバイスを提供します。

3. ビジネス文化の違いをブリッジする

日本企業と海外企業との間でビジネスの進め方に関する理解の違いがある場合があります。我々の専門知識を活用し、異文化間での課題を解決します。

 

 

『海外の企業は準備をして交渉に臨んできます。同等の準備をしておくことが交渉開始の前提と言って良いでしょう』

 

*交渉準備の大切さ、チームで目標を共有して臨むことの効果について、実感したとのお声もいただいております。
また弊社では、新人向けなどに基礎的なコミュニケーションスキルの研修も実施いたします。お気軽にお問い合わせください。